犬との暮らし

犬との暮らしのイロハを語ろうと思ってもなかなか難しいです。犬の犬種も性格もそれぞれですし、飼い主さんも文化や性格も色々です。なので、私自身の犬(たち)との生活を介して話していきたいと思います。

ここまで育ててきた経験とトッグトレーナーとしての知識をこれからワンちゃんを飼おうと思っている皆様、もう飼っている皆様にもちょっとだけお分けしたいと思います。(^^)

 

私が愛犬たち(2匹のコーギー)と暮らし始めてからかれこれ15年になります。

両方6週間の可愛い子たちをそれぞれ違うブリーダーから譲り受けました。一匹はとてもやんちゃで興奮しやすい子だけど他の人や犬も大好きで優しいクーちゃん。もう一匹は穏やかでマイペース、人も犬も大好きなソラちゃん。そんな良い子達だったら全く育てるのに問題なかったでしょう?と思う人もいるかもしれません。実際は。。。と〜っても大変でした

 

1)家をちょっとでも空けると家具、ソファー、リモコン。。。ありとあらゆる物をかじっては破壊する

2)散歩の時は走り出すように前に出てリードを引っ張る

3)家を出ようとすると遠吠えが始まる。

4)家の中でのトイレの成功率50%程度。等など。

 

家具も色々買い換えました。色んな場面で叱ってました。あの頃を考えるとその時の自分はとても気持ち的に疲れてたと思います。毎日が戦いでした。でもその中で「なんとかしなきゃ!」と思い模索して自分流ながらもトレーニングをしました。噛むのはおもちゃだけにするためにロープで遊び、遊びながら今度はロープを離す事も教えました。リードを引っ張らないように家の前の道を行ったり来たり何回も往復してやりました。座れ待て伏せ来いも全部教えました。

 

これですべて上手くいくはずですよね?そうではないんです。

 

確かに、言う事を聞くようにはなりましたし、散歩の時も前よりは断然コントロールしやすくなりました。大分良い子になったと思いました。なので「この子たちはこれで上的だ。」と思いそのまま10年くらい過ぎました。

するとある時、犬のしつけに関するある番組をテレビで見て衝撃を受けました。その番組を通して初めて犬の本質を見た気分でした。犬は飼い主や家族に多大な影響を受けるのです。大抵の犬の問題行動は犬の頭の中では「大切な家族を守るための正しい行動」との認識なので、彼らにとっては問題行動ではないんです。

問題は飼い主なんです。飼い主さんが威厳をもてば犬も即座に変わるのです。威厳と言っても威張り散らす事ではなく、犬が人間社会で生きるには

落ち着く事を教えなかったからです。どんなに言う事を聞いても根本的なすぐに興奮してしまうという体質を改善しなかったからです。そこにすべての原点があるのです。

落ち着いた犬は問題など起こしません。そして、犬が興奮するのは大抵は飼い主に原因があります。それを理解した私は本格的にトレーニングに打ち込みました。これは犬達の為のトレーニングでもあり、自分の為のトレーニングでもありました。人間も犬も、お互いが成長するのです。散歩に行く時に興奮する場合は家を出る一歩前で犬達が静かになるのを忍耐強く待つ。静かになった時しか外に出られない事を教えるのです。一切の妥協が許されません。妥協してしまうと「この人は本気じゃないんだ。」と犬が感じてしまうからです。

こうして続けていった結果、クーとソラはみるみる変わっていきました。僕も変わりました。僕が冷静な「長」になった事で相乗効果で他の問題行動も減っていきました。ある時期、僕が散歩に行くのが嫌な事もありました。それが嘘のように楽しみに変わっていきました。それからというもの、とても平穏で豊かな犬たちとの暮らしができていると思っています。

けっして「パーフェクト」な犬たちではありません。でもうちの家庭のルールを確立させてからは、それぞれが家族の一員としてそのルールを守ってます。ペットドッグとしては申し分ない良い子に育ってくれました。それ以上に僕に自分の色んな事を気づかせてくれました。犬の素晴らしさを教えてくれました。

私が本格的にドッグトレーナーになったのもクーとソラがいたからです。感謝してます。

皆さんにもそれぞれの「犬との暮らし」があると思います。一生懸命育てれば必ず伝わる!と言いたい所ですが、色んな知識を持ってから犬を向かい入れたほうが断然、楽だし安心ですよ。僕が時間を戻せるのならば、最初にいっぱい勉強してから同じ子たちをまた育てたいです。そしたらもっと色んな事が一緒に出来たと思います。

では、犬のトレーニングに関する4か条を最後に:

1)飼い主さんがかならず最初の行動をとる

  どんな出入り口でも飼い主さんが先に通る。散歩の途中止まったら、飼い主さんが先に歩き出す。等

2)何かの行動をさせる、辞めさせる時には妥協しない

  ちゃんと出来た時、ちゃんとやめた時に始めて褒める。

3)問題行動をしてるときに愛情を与え無い

  撫でたり抱きかかえたり甘い調子で言葉で諭すなどはすべて逆効果。「吠えたらかまってくれた。」

4)家族内でのワンちゃんへのルールを統一を徹底しましょう

  ソファーに乗ってもいいと言う人とダメという人など、家族の中でルールがバラバラだとワンちゃんが

  混乱してしまいソファーから降ろそうとした人に噛み付くという事も起こりうる。

5)遊びでもなんでも何か出来た時はおもいっきり大げさに褒めてあげましょおう

  やっぱりワンちゃんは(人間も)叱られるより褒められたいです。いい事した時や出来なかった事が

  出来た時はありったけの愛情を注いでください!そして褒められる事を増やしてあげましょう!

  

  

  

 

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